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【仕立事例】洗張り胴裏を使った紬胴抜き仕立 

週末、着物の衣替えがやっとできました。爽やかな秋晴れの良い週末でした。
さて今日は、胴抜き仕立の紬を紹介します。
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今回の胴抜き仕立は、洗張りの胴裏を使いました。
洗張りの胴裏は、単衣の居敷当と単衣の裏衿です。
居敷当を胴部分のお尻周りの胴裏に使い、
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裏衿部分を袖振りと、 half-lining-kiono3
裏オクミ部分に使いました。
ご覧の通り、今回は広衿でなくバチ衿仕立にしています。 half-lining-kimono4
袷の季節ですが、少し動くと汗ばむような気温の時もあり、
こうした胴抜き仕立も重宝するのでは、と思います。
単衣の居敷当と裏衿も、このように仕立て替えできるので、
衣替えの時に、あれこれ考えるのも楽しいですね。

お気に入りの一枚になりますように。

【仕立事例】紬の胴抜き仕立

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紬の胴抜き仕立

紬の洗張り地から、胴抜き仕立が出来上がりました。
胴抜き仕立とは、裏地の付く袷仕立の種類の一つで、
裏地の上半身部分の胴裏を省略した仕立て方です。

今回は、涼しさを重視する意味で、本当に胴裏全部を省いて仕立てました。
この他の仕立てとしては、
お尻部分あたりまで胴裏を付ける方法、
胸のあたりまで胴裏を付ける方法
袖だけは袷仕立にする方法、
袖の振りだけ袷にする方法、
などがあり、特に決まりはありません。

座ることが多い場合は、お尻部分まで裏地を付けたほうが表地の補強にはなります。
どちらにしても、裏地を表地にくけつける場所が出てくるので、
くけ目(縫い目)が目立ちにくい紬地のようなものが適していると思います。

時期的には袷だけれど、袷は暑い、と言う場合に重宝します。
胴裏がないだけで軽やかに涼しくなります。
お気に入りの一枚になりますように。