タグ別アーカイブ: 婚礼衣装

【仕立事例】成人式の振袖を婚礼用に直す②

お盆をすぎると、夜風に少しだけですが秋を感じる日がありますね。
さて今日は、成人式の振袖に付ける比翼の紹介です。

通常、振袖に比翼は付けませんが、今回は婚礼用として華やかになるように付けました。
白地で地紋のある襦袢反物を、今回の振袖に合わせて染めたものです。
画像ではわかりにくいですが、濃いマゼンダのような色合いです。

下の画像は、振袖の振り部分の比翼、振袖袖口部分の比翼。
hiyoku-sode

こちらは、衿部分とオクミ部分の比翼。
これがそのまま、裾までつながっていき、、
hiyoku-eri

綿を入れた裾につながっていきます。
hiyoku-suso

綿は、袖口部分にも入れました。
おわかりのように、点々のシツケ「グシ」も入れました。
hiyoku-sodekuti

襦袢反物一反を使って仕立てた比翼を、振袖に付けて完成です。
出来上がりをお楽しみに♪

【仕立事例】成人式の振袖を婚礼衣装に直す①

連日のリオ・オリンピックの選手の頑張りに目頭が熱くなりますね。
さて今回は、婚礼用に直した成人式の振袖を紹介します。
furisode
今回直した成人式の振袖は、直す箇所を最小限にして、
結婚式当日に「お引き」で着られるように直しました。
「お引き」とは、おはしょりなしで、裾を長くして着用する着付けです。
具体的には、衿を短くして、帯の下から衿先が見えないようにしました。
furisode-eri
その際、褄下に「ぐし」と呼ばれる点々状の細かいシツケをしました。
黒留袖のような重々しさが感じられるようになります。
005

そして、打掛ほどの太さには及びませんが、裾には綿を入れ、
ここにも「ぐし」を入れて、華やかな感じにしました。
furisodde-suso

重ねてみると、太くなった裾が良くわかります。
ある程度の重さが加わり、一段と婚礼衣装のようになってきました。
furisode-suso2

今回は、お客様ご自身が選んだ色目の比翼を付けていきます。
出来上がりまであと少し。どうぞお楽しみに♪