【仕立事例】紬の胴抜き仕立


half-lining-kimono

紬の胴抜き仕立

紬の洗張り地から、胴抜き仕立が出来上がりました。
胴抜き仕立とは、裏地の付く袷仕立の種類の一つで、
裏地の上半身部分の胴裏を省略した仕立て方です。

今回は、涼しさを重視する意味で、本当に胴裏全部を省いて仕立てました。
この他の仕立てとしては、
お尻部分あたりまで胴裏を付ける方法、
胸のあたりまで胴裏を付ける方法
袖だけは袷仕立にする方法、
袖の振りだけ袷にする方法、
などがあり、特に決まりはありません。

座ることが多い場合は、お尻部分まで裏地を付けたほうが表地の補強にはなります。
どちらにしても、裏地を表地にくけつける場所が出てくるので、
くけ目(縫い目)が目立ちにくい紬地のようなものが適していると思います。

時期的には袷だけれど、袷は暑い、と言う場合に重宝します。
胴裏がないだけで軽やかに涼しくなります。
お気に入りの一枚になりますように。

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