【仕立事例】洗張り、仕立て替えの紬

あっという間に大晦日です。皆さんにとってどんな一年でしたでしょうか?
さて年末に仕立てた紬を紹介します。
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今回仕立てた紬は、洗張りをして仕立て替えをしたものです。
胴裏は新しいものを使い、八掛けは元々付いていたものを再利用しています。
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新しい胴裏は、お客様がお持ちのものを使いました。
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仕立て替えでは、掛け衿など汚れがある場合、それを目立たないように配置替えをします。
でも今回はそれをする必要のない綺麗な掛け衿でした。
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紬に染めの柄という生地でしたが、裏表の染めに大差がないものでしたので、
若干のヤケを隠すため、裏表を逆にして仕立てています。
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ヤケも目立たなくなり、寸法もご自身のものになりました。
お気に入りの一枚になりますように。

【見積もり中】裏表を逆にしてコートに仕立てる

週明けには二の酉があります。今年最後の酉の市ですよ。
さて今日は、見積もりの様子をご紹介します。

今回は、おばあ様の着物だったものをコートにするという見積もりです。
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コートに仕立て替えるには、
袖幅と肩幅が着物より大きく出来るかを確認します。
今回はその点は大丈夫でした。
ただ着物は古い物で、裏地は変色していて、
表地も裾の方に汚れがありました。

でも今回は幸運でした。
裏表のない紬で、裏表を返せば汚れが目立たなくなるのを確認したからです。
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上前身頃に目立つシミもありましたが、
裏表を返せば、このシミは下前に入る位置に変わります。

見積もりがとれたので、ほどいて洗張りをお願いして、
コートへの仕立てに入っていきます。

どんな一枚になるか、お楽しみに♪

【日記】発芽玄米作りました

数日前、今年の一の酉が終わりましたね。今年は二の酉までですね。
さて今日は、発芽玄米を作ったのでご紹介します。

真空パックになって発芽玄米が売られているのは知ってましたが、
先日テレビで発芽玄米の作り方をやっていたので作ってみました。
ツンツンと胚芽から芽が出ているのがわかると思います。
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これを放置すると、このようにどんどん芽が大きくなっていきました。
だから発芽玄米は真空パックで売られているのですね。009

発芽玄米の作り方は簡単です。
玄米を水につけるだけ。その水は、腐らないように毎日取り換えました。
瓶に入れてましたが、これだと空気が入らないので、
途中から、底の浅いタッパウェアに移しました。
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発芽玄米は、玄米の殻を破って芽が出てるせいか食べやすい気がします。
私はほんの少しもち米を入れてモチモチさせて炊いています。
今月23日は新嘗祭。
新嘗祭が過ぎたら新米の玄米で試してみようと思います。

【仕立事例】三歳祝い着の袖直し

年賀状も発売され、今週は一の酉があり、なんとなく慌ただしくなってきますね。
さて今日は、七五三の三歳祝い着を紹介いたします。

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今回の三歳祝い着は、結婚式の衣装のお手伝いをしたご夫婦のお嬢さん。
そのお嬢さんが三歳になり、奥さんの子どもの頃の着物をお預かりしました。
袖口があいている着物だったので、

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袖口を作り、

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袖に可愛い大きさの丸みを付けました。
(画像がぼけててすみません・・)

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そしてお嬢さんのお体に合わせ、肩揚げをして、

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腰揚げをしました。

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七五三の撮影に間に合わせて、お渡しする予定です。
二代に渡ってお召しになる着物は、着物も幸せですね。
良い七五三になりますように。

【仕立事例】七歳祝い着 ウソツキ襦袢②

ここにきて東京も一気に朝晩が冷え込んできて、早くもコタツを出しました。
さて今日は、7歳祝い着用の裾除けを紹介します。
もともと、今月初めにウソツキ襦袢として無双袖を仕立てたあまりの生地で仕立てたものです。juban for child1 二部襦袢のように、腰回りだけ木綿を使っています。
7歳祝い着だと、お嬢さんも日々大きくなっているので、
こうした二部式襦袢だと大きさの調整がしやすいと思います。
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裾除けの裾部分は、裾フキをつけています。juban for child3
七五三の前撮りも兼ね、少し早めに納品した無双袖とお揃いの裾除け。
お正月にも着るそうです。
思えば、ご両親の結婚式の衣装もお手伝いさせていただきました。
七五三をするほどのお嬢さんになったのだと、時の流れを感じた仕立物でした。