月別アーカイブ: 2016年10月

【仕立事例】七歳祝い着 ウソツキ襦袢②

ここにきて東京も一気に朝晩が冷え込んできて、早くもコタツを出しました。
さて今日は、7歳祝い着用の裾除けを紹介します。
もともと、今月初めにウソツキ襦袢として無双袖を仕立てたあまりの生地で仕立てたものです。juban for child1 二部襦袢のように、腰回りだけ木綿を使っています。
7歳祝い着だと、お嬢さんも日々大きくなっているので、
こうした二部式襦袢だと大きさの調整がしやすいと思います。
juban for child2
裾除けの裾部分は、裾フキをつけています。juban for child3
七五三の前撮りも兼ね、少し早めに納品した無双袖とお揃いの裾除け。
お正月にも着るそうです。
思えば、ご両親の結婚式の衣装もお手伝いさせていただきました。
七五三をするほどのお嬢さんになったのだと、時の流れを感じた仕立物でした。

【仕立事例】洗張りからの襦袢仕立て直し

お節の予約販売が始まっていて、年末を少し意識してしまいますね。
さて今日は出来上がった襦袢を紹介します。
今回の襦袢は洗い張りをしたものをお預かりしました。
恐らく、洗張りしたものを染めたのではないかと思います。
juban1
ご本人のご希望で、居敷当を付けました。
胸あたりから身幅いっぱいに、裾までです。
たった一枚の生地ですが、お尻部分の強化になり表地を傷めにくいです。
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またこうした濃い色目の襦袢では、
首回り部分の衿は、白い生地を使います。
白い半襟を付けた時、襦袢の色が透けないように、です。002
朝晩は涼しく、襦袢を着て袷を着ても苦にならない日になってきました。
素敵な色の襦袢で、着物生活が楽しくなりますように。

【仕立事例】洗張り胴裏を使った紬胴抜き仕立 

週末、着物の衣替えがやっとできました。爽やかな秋晴れの良い週末でした。
さて今日は、胴抜き仕立の紬を紹介します。
half-lining-kimono1
今回の胴抜き仕立は、洗張りの胴裏を使いました。
洗張りの胴裏は、単衣の居敷当と単衣の裏衿です。
居敷当を胴部分のお尻周りの胴裏に使い、
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裏衿部分を袖振りと、 half-lining-kiono3
裏オクミ部分に使いました。
ご覧の通り、今回は広衿でなくバチ衿仕立にしています。 half-lining-kimono4
袷の季節ですが、少し動くと汗ばむような気温の時もあり、
こうした胴抜き仕立も重宝するのでは、と思います。
単衣の居敷当と裏衿も、このように仕立て替えできるので、
衣替えの時に、あれこれ考えるのも楽しいですね。

お気に入りの一枚になりますように。

【仕立事例】七歳祝い着 肩揚げ

あまりの冷え込みに急いで衣替えをしました。季節の変わり目ご自愛くださいね。
さて、今回は七歳祝い着の肩揚げを紹介します。
肩揚げは、大きな裄をお子さんの体の大きさに縫い縮める作業です。
子供物は大きくなることを前提に、少し大きく仕立てるのです。
下の画像が、肩揚げ前。
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そしてこちらが、肩揚げ後。
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前身頃はこんな感じ。肩揚げをすると、より子供らしい可愛らしい形になります。
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肩揚げは、着終った後には解くので、二本取りの糸で簡単に縫っていきます。
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袖には、「ウソツキ」と呼ばれる袖部分だけの襦袢を付けました。
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襦袢袖は無双袖仕立で、着物の袖に合わせて袖丈を若干短く仕立ててあります。
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来週末、早めの七五三の撮影をするそうです。
お正月にもお召しになるようで、それまでの成長を見込んで
身丈を短くする腰揚げは今回は見送りました。
良い七五三のお写真が採れますように。

【仕立事例】七歳祝い着 ウソツキ襦袢①

三連休いかがおすごしですか?急に秋らしい気候になりました。
さて今回は、子供物の襦袢を紹介します。
七歳祝い着として、着物に合わせる子供用襦袢です。
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襦袢と言っても、今回は袖部分と裾除けだけを仕立てます。
大人物のウソツキと呼ばれる襦袢と同じです。child-kimono2
袖丈は子供物でも2尺と長く、袖丸みは2寸と大きな可愛らしい丸みが付きます。
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お預かりした着物は袖付けがほつれていたので、
袖付けの留めから縫い直しています。child-kimono4

このあと、肩揚げもする様子をご紹介します。
かわいい子供物の続きをお楽しみに。